アトピーと共生する【デュピクセント継続中】

アトピー性皮膚炎患者が、病状を安定させるための様々な試みを記録しています。2021年3月1日から脱ステロイドを開始し、6月23日にステロイド再開。6月11日よりデュピクセントを使用中。

【デュピクセント】体調がよくなりすぎるのが怖い(ネガティブ注意)

一度激しく体調を崩すと、「体調がよくなりすぎるのが怖い」という奇妙な心理状態になることはありませんか??

 

私は今まさにそのような心理状態にあります。

 

デュピクセント開始から16日目、2回目の注射を行った日から明らかに改善しており、急激な体調の回復に恐怖を感じています。

 

なぜこのような心理状態になるのか考えてみました。

 

この4か月間、何度も回復しては悪化ということを繰り返していたため、回復と悪化はセットというような考え方になっているのだと思います。

 

そして、回復の兆しが見えてきて、今度こそ日常に復帰できるか、と期待した矢先に元通り悪化してしまうと、だいぶメンタルをやられるんです。

 

ずーっと悪いのもそれはそれで体調的にしんどいのですが、復帰できるかもと期待してそれが裏切られると、期待した分だけがっかりがおおきく、心理的に結構なストレスになってしまいます。

 

そして、それが、3回、4回と繰り返されると、だんだんと心が蝕まれていきます。そして回復期の次にくる悪化の時の痒みや痛みを想像して恐怖を感じてしまうんです。

 

特に、アトピーの場合、皮膚の状態が目に見えて悪化します。せっかく少し元通りになった皮膚を自分の爪でまた掻き壊すという行為をしてしまうんですね。これは、例えば、賽の河原で積み上げた石を破壊されるかのような絶望感を感じます。

 

それを繰り返していると、体調がよくなりすぎると、次の悪化の時の落差に身構えてしまうから、「体調がよくなりすぎるのが怖い」という心理状態になるのだと思います。

 

4か月という期間は、もっと重たい症状の人や、重い病気の人からしたら全然短い時間だとは思いますが、それでも何度も回復と悪化を繰り返すのはつらいものがあります。

 

今度こそは、今度こそは復帰できますように。。。