アトピーと共生する【デュピクセント継続中】

アトピー性皮膚炎患者が、病状を安定させるための様々な試みを記録しています。2021年3月1日から脱ステロイドを開始し、6月23日にステロイド再開。6月11日よりデュピクセントを使用中。

アトピー性皮膚炎の日記 2021/4/20から2021/4/28

アトピー性皮膚炎の日記
2021/4/20から2021/4/28
 

4月20日(火)

早朝に仕事をして、その後ランニングを行いました。そのランニングの最中に腹部にいやなかゆみを感じました。ランニング中から焼けるような痒みがあり、まったくランニングに集中することができなくなり、途中で切り上げました。そのあとシャワーに入ったものの、シャワーの間もずっとかゆみが続いていて、シャワー後にかなり強い痒みが出てしまいました。シャワー後の保湿で保湿剤(ヘパリン類似物質ローション)が終わってしまったこともあり、夜にはひどい乾燥状態で全身が粉を吹いている状態でした。夜もほとんど寝れない状態で、夜中にかなり掻き壊してしまいました。幸い翌日の仕事が休みだったこと、翌日に病院があったため、非常につらい状況でしたが、氷嚢で全身を冷やしながら耐えたような状況です。

4月21日(水)

昨晩のかゆみによる搔き傷で全身が痛む中、病院に行きました。IgEは780程度と思ったよりもだいぶ低値で安心しましたが、TARCが7590と高値でした。そのほか、肝臓のAST、ALTもそれぞれ77、114と高値でした。肝臓の数値が高い原因を調べると、薬による影響が考えられたため、ひとまず現時点で飲んでいる薬の効果も懐疑的であったため、すべての薬(抗アレルギー剤、整腸剤、睡眠導入剤漢方薬)を一度やめてみることにしました。この日は非常に体調が悪く、病院から戻り次第ずっと布団で横になっている状況でした。

(参考)IgEとTARC・・・IgEとは簡単にいうと、アレルゲンに対するアレルギー反応の体質的な起こりやすさのようなもので、正常値は170以下とのことです。

一方TARCとは、検査時点での皮膚の炎症の強さを示す数値で大人であれば正常値は450以下とのことです。

 

4月22日(木)~4月25日(日)

非常に状況が悪化。治らないことに絶望感を感じていました。薬をやめたことで、夜はほぼ一睡もできず痒みも強く、皮膚の状態はかなり悪化してしまい、終日布団から出られない状況でした。寝れないこと、ひっかいてしまうことでかなり体全身のだるさがつらく、悪寒も発生している状況でした。24日の夕方ごろからようやく少しずつ布団から出られるようになってきました。25日になるとようやく布団に入っている時間と外に出ている時間を半分ずつ位取れるようになりました。保湿剤のおかげて、すこしずつ皮膚も回復してきて、ひっかいてもすぐには傷にならなくなり、それをうけて体調も急によくなってきたようで、25日の夜頃にはだいぶ回復しました。

 

4月26日(月)

朝から病院に行き、午後から仕事に行きました。少しですがトレーニングも再開することができました。急に頑張るとまた悪化することが心配だったので、夕方には布団に入り安静にしていました。

4月27日(火)

早朝の仕事をしました。10時に帰宅し12時まで就寝。その後午後にトレーニングをして、その日もあまり無理はせず、早めに布団に入りました。この日は就寝中のかゆみも少なく、とてもよく寝ることができました。

 4月27日(水)

仕事が休みのため、終日のんびり過ごしました。トレーニングも10キロ走ることができました。久しぶりにランニング中に汗がしみることがなく、集中してランニングを行うことができ、その後のシャワーでもしみなくて、ランニング後の体温が上がることによる痒みもなく、とても快調でした。ただ、残念ながら21時には就寝のために布団に入ったのですが、直後からかゆみが発生して、2時ぐらいまでは、冷やしたりしながらなかなか寝付けませんでした。ですが、あまり気にせずに強く掻きすぎないこと、冷やすことを意識していたら、なんとか2時から7時まではちゃんと寝ることができたようです。